体験修行の感想文・体験談
40代 体験修行 男性
私は今回天光寺に修行に来たのは、転職という人生の岐路に際し、改めて心身を鍛え直し自身に喝を入れるためでした。
当然迷いや不安も混在する状況でしたが法話を聞いて勇気と活力を頂く事ができました。
特に印象に残ったのが「積極的に生きる」と「舞台と役者を演じる」という言葉です。
前職を辞める決断をした自分、新しい職を決めた自分、これから始まる新たな仕事と人との出会い。これらをご縁として大切に受け止め積極的に物事にチャレンジしていきたいと思いました。
その為に与えられた環境(舞台)の上で、自分にしかできないことを見つけ、全力を注ぎ、己のミッションを達成することで役者を演じることと理解しました。
現時点においては具体的な職務内容や、自分のこれまでに身につけてきた力がどこまで通じるか見えない部分が大きい。
当然ながら力足りず困難に突き当たることもあると思いますが、今回の行や住職の法話を思い出して乗り越えて行きたい。
最後になりますが「三世」というお話もあったかと思います。人は過去・現在・未来を生きていると言う事。
ちょうど新年の折、子供を連れて実家に帰省した際に親子三代でおだやかな時を過ごす機会がありました。
なんとなく感じていたのは、自分が過去と未来をつなぐネットワークに存在してるということだったのかと、今にして思います。
社会において、家庭において、またその時々場所において、自分の成すべき役割を演じ切り、自分の人生の主役になりたいと思います。