企業研修の感想文・体験談
企業研修 感想文|男性 電機メーカー
新入社員研修が始まる前、私が始めに立てた目標は、社会人らしくなるということです。目標を立てた当時は、社会人らしさとして生活リズムをきちんと整えること、礼儀やマナーを身につける事を特に考えておりました。学生時代、特に生活リズムが酷く、夜遅くまで研究を行って真夜中を過ぎて家に帰り、その後にご飯を食べて寝る、という生活をしておりました。また忙しい時は徹夜で研究を続け、昼夜逆転の生活になることが度々ありました。
長い間、体に染みついた悪習慣を正さなければと思い、目標にしました。また、アルバイトの経験もあまりなかったので、目上の人と会話するときに必要な正しい敬語や、礼儀作法も分かりませんでした。その為、教授と会話する時も「この話し方で大丈夫か」とぎこちない会話しか出来ませんでした。
研修が始まってから、他にも多くのことが必要だと言う事を思い知らされましたが、今回の修行体験では、もっと大枠な生きることについてや、内面の強さについて多くの気付きを得る事が出来ました。まず初日の挨拶の練習では、動作を焦らずきちんとゆっくり行う事で、印象が大変良くなる、ということを実感致しました。三禮の修行ではきつくてもう無理だと言う所まで頑張っても、仲間の為にもっと頑張らなければという気持ちが起こりました。厳しい時程、他の人より力を出して、仲間を楽にさせてやらなければならないと言う事と、自分の限界というのは本当に気の持ち方次第であるとあると分かりました。
この体験修行を終えて、今思えば学生時代は自分に対して随分甘かったのではないかと思います。今後、色々な事を身に付けていく際、強烈にそれを身に付けたいと心から思う事で、表面だけでなく内面からまず自分を高めていこうと思います。その時には、今回散々言われてきた、積極性をもっと表に出していき、仲間の為にも、と考えるようにしたいと思います。