企業研修の感想文・体験談
企業研修 感想文|男性 製薬会社
企業研修としてこちらで修行させていただく前は、集中力が続かなく、会社で働いている時も連続した単調作業ではミスをたまにしてしまう事がありました。しかし本を読む時などは、集中出来るので、その作業に集中できていないだけだと思っていました。なのでこの研修では、どのようなことでも集中する事を目的としていました。またどのような事も我慢出来る忍耐力を鍛える事も目的としていました。
企業研修、一泊二日を終えて、様々な考えが変わりました。まず始めに行った挨拶では、今までの人生で一番長い正座をしました。最初は声が小さいなどと言われましたが、後半では足の痛さにいつ悲鳴を上げようかとも思いましたが、誰一人文句も言わずに頑張っているのだから頑張ろうという仲間意識が生まれました。次に行った三禮では、途中、腰が悲鳴をあげながらですが、やれるだけのことをやりました。最近の自分の生活では、何かをやれるだけのやる前に諦めてしまう事が多く、やれるだけのことをやる、ということを今回久々に行い、思い直すことが出来ました。次に行った光明真言では、千回やると言われ、いつ終わるのだろうと思いましたが頑張りました。途中で自分が何を言っているのかも分からなくなっていました。しかし最後までやりきることができ、やりきると言う事を学びました。写経では、人より書く事が遅く、人並みになることの大事さも学びました。
二日目、お百度参りでは、全力で走り、礼をしていき、全力を出すということも学びました。最後の滝行では、冷たい水の中、滝に入りあぐらで座るなど、信じられないと思いました。入る前に思っていたより冷たく、滝の勢いは強く、10分程入ると言われ、出来るわけがないと思いましたが、これは今回一番身に付けたかった集中力を鍛える機会だと思い、頑張りました。そうして今回の研修を終えてみると、様々なものを思い出し、身につける事が出来ました。
仲間意識、やれることだけのことをやる、やりきる、人並みになる、全力を出す、集中力を出す、今思えばどれも初めから持っているはずのものでしたが、二十歳にもなるとできなくなっている事が多く、どれも出来なきゃ今後は辛いと言う事が改めて身に浸みました。今後、会社に戻り、ここで学んだことをぞんぶんに発揮していきたいと思います。
また、今回法話を聞かせて頂いて、人脈の大事さ、お金では買えない幸せ、人との出会いなど、大変心に残る言葉を頂きました。自分の考えとは違う考え、人生論を聞くことで、新しく自分に取り込むことが出来る物が多く、自分も他社に自分の考えを話せるだけ、明確な形を持って行動していきたいと思いました。