体験修行の感想文・体験談
体験修行 宿坊・滝行 30代 女性
久しぶりに大切なものを思い出させて頂いた2日間となりました。私が感じた大切なものは、以下6点です。
- 人に感謝を伝える
- 礼に始まり礼に終わる
- 鍛錬する事、あきらめないことの大切さ
- 手をかけて作られたお料理はとてもおいしい
- 一つ一つの動作に手間をかける
- 鉛筆は文字を消すことが出来る。パソコンなどの電子文字で伝えられないことが伝わる
私には息子がおります。2歳9ヶ月です。子を妊娠してから今日まで、4年1ヶ月自分自身を顧みる余裕もなく、バタバタと毎日を過ごしていました。ちょうど1年前の1月に2回目の起業をし、お店をオープンさせてから4月14日で1年になりますが本当毎日バタバタしていたと思います。日々の雑踏の中で家族や友人、仕事仲間いらしてくださるお客様に向き合う自分自身の立ち振る舞いを考えるきっかけそして時間となり本当に良かったです。
- 人に感謝を伝える。これは滝行の時に強く感じました。正直想像以上に冷たく自分は一人では何もできない、ちっぽけな存在で、皆様の応援があったから越えられたと感じました。滝から出た後は心の底から皆様への感謝の声がでたのですが、次の日たくさんの人に支えて頂きお世話になっているこのことを滝から出たあの時間のようにもっと伝えるべきだし、伝えきれていないひとがたくさんいるなと感じました。
- 礼に始まり礼に終わる。中学生の頃から武道の精神が好きで剣道をしていました。人に挨拶する、あいさつだけでなく気持ちで届ける意味が言霊にはこもっていると感じています。一挙動一挙動自分の立ち振る舞い所作を心のこもったものである自分でありたいです。
- 鍛錬すること、諦めない事の大切さ。全ての行を通じて感じました。一つのことをやり遂げる事集中して取り組むことが最近まったくできていなかったので、人の手をお借りせずとも、集中してものごとに取り組む時間と意識ができると単発の集中力も上がると思いました。
- 手を掛けられて作られたお料理はとてもおいしい。文字通りですが、とてもご飯が美味しく幸せな時間でした。ついつい時間がない事を理由に出来合いのものばかり取り入れてしまう。食事に対する感謝も栄養素もかけていたと思うので、お家に帰り季節のお野菜や彩、味付け鮮やかな食卓にしたいです。
- 一つ一つの動作に手間をかける。当たり前の事かもしれませんが、靴を脱いだら整える。扉を閉める。当たり前のようで辺り目に出来ていなかったように感じます。「礼に始まり礼に終わる」に通ずるものだと思いますが、一つ一つ丁寧に手間をかけることの大切さを学びました。
- えんぴつは文字を消すことが出来る、パソコンなどの電子文字では伝えられないことが伝わる。ボールペンばかり使ってました。日々に鉛筆を手にしましたが、消しゴムで文字が消えることに感動しました。何度でも書き直すことの出来る素晴らしいお道具ですね。また写経している時に一つ一つの文字の意味が頭に思い浮かびました。パソコン文字も便利ですがゆっくり写経する時間を1文字1文字大切にする大切さを学びました。
初めは、滝行半日体験のみを申込差し上げましたが色々なお話を負うかが出来、先生、天光寺の皆様たまたま一緒になりました、男性お二人にたくさんのお気づかいや気づきを頂き、良き2日間となりました。本当にありがとうございました。また今度は仲間も連れてお伺いします。