企業研修の感想文・体験談
企業研修 20代 男性
1日目は、あいさつの一連の仕方を教えていただき、その後、「いらっしゃいませ。ありがとうございました」の丁寧なあいさつの仕方を学んだ。その時思ったのがこんなに頭を下げなくてはいけないんだと思った。今までを振り返って考えてみると、あんなに深々と頭を下げたことがない事に気づくことができ、改めてあいさつの仕方について考え直すことができた。その住職のご祈祷をしていただき、初めて本物の仏壇とお坊さんのお経を聞いてすごく神々しいと感じた。
その後は、光明真言を2時間ぶっ通しで唱えた。自分は、今までずっと運動部で体力には自信があったが、正座、あぐらでずっと2時間お経を読んで思ったことは、じっとしているのも辛いことなんだと分かった。光明真言を唱えた感想としては、難しい漢字ばかり書いてあって読み仮名は書いてあるが、独特なリズムでなれるまでなかなか時間がかかった。これを暗記しているお坊さんはすごいなと思った。
その後は、南無大師遍照金剛を数珠を使って1500回唱えたが、頭がおかしくなりそうだった。その後夕食を食べ、写経をし、1日を終えた。1日目の感想としては慣れない環境で不安だったが、初めてのことがたくさんあって楽しかった。
2日目は、6時に起きて、掃除から1日が始まった。掃除が終わったらみんなで食前の言葉を唱えて朝食を食べ、1時間半瞑想をした。瞑想をするのは初めての経験で、最初は落ち着かなかったが、徐々に呼吸が落ち着いていって、心が安らかになるのを感じた。瞑想が終わって目を開けるとスッキリしているのが分かった。体も少しポカポカしてすごく心地よかった。
その後、十三仏真言を唱えてお百度参りと滝行のあいさつを教わってお百度参りと滝行をした。お百度参りでは裸足でコンクリートを走って足の裏が痛くなった。滝行では、自分の前の人が先に打たれる姿を見て少し怖くなったが、気合を入れて水をかぶり、その一瞬は冷たいと思ったが、入ってみると案外余裕で、すごく気持ち良かった。帰ってきたら、1時間光明真言を唱えて夕食を食べて写仏を書いて2日目を終了した。
3日目、6時に起きて6時半から掃除して朝食をとり、前日の使った行着をたたんだ。その後お百度参り108回をした。お百度参りの終盤につれて、みんなの顔が険しくなっているのがわかって、みんなも辛いんだから自分も頑張らないといけないと思って頑張った。走り終えると、足のうらが痛くて苦しかった。でも、みんなで辛いことを乗り越えた達成感はすごく気持ちよかった。お百度参りが終わったら、川行をした。汗もかいてて、気温もあたたかくて修行というよりは、リフレッシュに近いくらい気持ちよかった。川行が終わって昼食を食べて十三仏真言を唱えて三禮を108回した。この5日目の中で、一番つらく感じた。徐々に足が痛くなって、声も出なくなっていて、となりを見ると苦しそうにしている仲間を見ておれががんばらないといけないと思って人一倍声を出して、鼓舞してなんとか5人そろってやりぬいてとても達成感がわいてきて高校の部活を思い出して楽しかった。でも、またやりたいかと言われたら、正直やりたくない。三禮が終わったら夕食を食べて、般若心経を書いて、3日目は終了した。
4日目も、6時に起きて、6時半に掃除をして、朝食を食べて行着をたたんで瞑想と声出しをした。その後、十三仏真言を唱えた。その後、昼食を食べて、お百度参りをして、雨の中滝行をした。雨の中のお百度参りは、足の裏は痛いは、足元はすべるはで、大変だった。お百度参りが終わった時には、体が温かかったが、車に乗って移動して山をのぼるころには、体が冷たくなっていて本当に滝行をやるのかと思った。4日目の滝行は、1回目と違って雨が降っていて寒かったから、前よりも何倍も気合を入れて滝行にのぞんだ。入ってみると思ったより冷たくなくて終わった後は体がポカポカした。帰りの下山が一番寒かった。帰ってきて般若心経を唱えて夕食を食べて写仏を4日目終了。
5日目最終日も、6時に起きて掃除をして、朝ご飯を食べた。その後瞑想して、お経を唱えてお昼ご飯を食べた。その後、先生の講和を聞いた。乾燥としては、人間幸せになるために生まれてきたのだから、何事にも負けん気を持って、積極的に生きようと思った。最後に、5日間を終えてみて思ったことは、辛いことを5人で分かち合えたのは、これからの仕事に役に立つ経験になったと思う。