お祓い・除霊の感想文
お祓い 除霊| 50代男性
私は都内の一流大学を卒業して、一流の電機メーカーに就職しました。しかし、部長との相性が悪くて5年で退職し、次の会社は携帯電話会社に就職、そこでは所属したチーム内で嫌な目に遭い、1年で退職、次の会社、その次の会社でも、仕事内容が合わなかったり、上司と喧嘩したりして数年で退職してしまいました。45才になって、もう8社目でした。入社してしばらくは人間関係も仕事も順調なのですが、数年経つとどちらかがコケてしまうのでした。なぜ、こんなに上手くいかないのか、職場の生霊の影響なのか、中途挫折の因縁なのか、それとも前世で何かしでかした祟りなのではないかと思い、姓名判断の本や、高島易の本、四柱推命の本、その他スピリチュアル系の本等を読んで、この悪運というか、霊障?はたまた悪因縁?の解決のヒントを探していました。1年近く本を読んで思惟、試しに実践してみましたが、今勤めている会社も辞めそうだったので、自分には見えない世界に原因があるのなら、一度その道の専門家に鑑定してもらおうと思って天光寺に行きました。まずは電話で相談すると、一度お寺に来てくださいと言われました。霊視・浄化・浄霊・除霊と進む内容についても説明を受けたので、少々値段は張りますが、数万円で済む他の除霊師に頼んで何も解決にならないよりは、ちゃんとした専門の施設で一度に解決した方がよかろうと判断し、天光寺を選びました。
その結果は正解でした。天光寺に行くと、応接間に通され、申込用紙や家系図を書きました。その後、年配の僧侶が入って来て(後から住職だと分かりました)、30分位、私の悩み・経緯を聞いてくれました(その間も霊視されていたようでした)。応接間の隣の部屋には、沢山の仏像が安置されていて、そこに案内されました。そこの空気感ははんぱなかったです。ぴんと張った空気を感じました。あのような部屋は初めて見ました。この部屋に入ると、霊障の症状がひどい人は、泣き出してしまったり、そもそも部屋の入口で立ち止まってしまうそうです。私は、難なく入ることができたので、そこまでひどくはないのだろうと知り、少し安堵しました。次に一つ下の階にある広い畳部屋に通されました。そこでは、お地蔵様、観音様、不動明王様、大日如来様の仏像が安置されていました。真言宗は、大日如来様がご本尊と聞いていたのですが、その通りでした。ここの大日如来様は穏やかで優しい顔をしていました。その大日如来様の前に座り浄化・浄霊を受けました。自分が浄化・浄霊されている感覚は全然なかったのが残念でした。そのまま、除霊に移行し、住職とその弟子がお経と太鼓を叩き始めると、体に振動が響き、最初はびっくりして体がびくっと動いてしまいました。前に、天光寺のホームページで見た除霊の動画のように泣いたり動いたりはしませんでしたが、お経を聴いていると、頭上の方にかすかに何か霊みたいな、そうでないようなものを感じました。少しそれがうごめいた後、上の方に逃げていくのを感じました。除霊が終わり、住職から、もう大丈夫と言われ、これまでの緊張感が一気にほどけ、力が抜けてしまいました。また何かあったら来なさいとも言ってもらえたので、とても心強かったです。どういう霊が憑いていたのかは言ってくれませんでしたが、言うと気にしてしまうからだと暗黙のうちに分かりました。気にしてしまうと、その霊をまた呼んでしまう可能性が高くなる、ということです。ここに来て、霊的なものの仕組みを垣間見ることができました。興味深くもあり、しかし恐ろしい世界だと思いました。とにかく、全国からこの天光寺に除霊に来る理由が行ってみて分かりました。最初から良いところを選べた自分は不幸中の幸いでした。