お祓い・除霊の感想文
お祓い 除霊| 30代女性
先月、会社で3人の同僚と22時頃まで残業をしていました。1人がお手洗いに席を立った時、右端のお誕生日席の方に人の気配を感じました。私たち3人以外にはいないのに、なんだろうと思って視線を移すと、白いもやのようなものがその席のそばで佇んでいたのです。首筋がぞっとしました。私の後ろの島にいるもう一人の同僚に声を掛けるため振り向くとその同僚もその方向を見ていました。今なんかいるよね?と言うと、その同僚はいるよ。無視した方がいいよと言ってくれました。後で聞いた話だと、2年前くらいからそのお誕生日席の方に出ることがあるということでした。どうも、そのお誕生日席に座っている役員に恨みをもって退職した人がいて、その人は音信不通なのだそうです。役員の人は悪い人ではないのですが、その人を仕事で追い込んで辞めさせたらしいという噂でした。
翌日、私が親しくしている社長にこのことを話すと、やっぱりそうか、あまり気になるようならお寺さんにお祓いをしてもらおうと思っていたところなんだ、と打ち明けられました。私は半年前に入社したばかりで、夜遅くに残業したのはその時が初めてでした。
私の島のお誕生日席なので、もう残業はしたくないと思って、数日後、社長にお願いしますと頼んだところ、どこかいいお寺はないか?ということになりました。ネットでお祓いや除霊で検索して調べたところ、東京都の檜原村に除霊を専門にやっていて、ビルや会社に赴いてやっているとホームページに書いてあった天光寺を社長に見せたところ、社長がお寺に電話をしてくれて、オフィスの除霊をしてくれることになりました。オフィスに来てもらう前に、社長と私でお寺に行き、住職に直接相談をして除霊の日程が決まりました。
私としては、私だけでなく、他の人も安心して仕事ができるようになればいいなと思っていました。休みの日に除霊に来ることになり、社長やその役員含め、私や、幽霊を見たという人が立ち会うことになりました。その役員には、相当邪気が溜まっていると住職は言っていました。オフィスで祭壇が組み立てられ、お供え物等が用意され、蝋燭を灯してお経があげられました。どこかで聞いたことのあるお経があげられはじめると、霊感が強いと言われている先輩の体に異変が起き始めました。気持ち悪くなってふらふらしはじめてしまったのです。住職曰く、その先輩は敏感で、中に入っているものがお経に反応したのだということでした。それだけ凄い能力をもった人なら逆に安心だと思いました。一通りお経をあげ終わり、その先輩にも何か呪文のようなものを唱えてくれました。数日前、やはり22時頃まで残業をしたのですが、何も出ることはありませんでした。私の同僚はよく残業をするのですが、それ以来見ていないと言っています。早くにお寺に依頼してよかったです。それを聞き入れてくれた社長にも感謝です。その役員の人も、それ以来、少し人が変わって、物腰が柔らかくなりました。本当はもう少し住職には厳しくその役員に言ってもらいたかったですが、それは除霊とは関係ないことですからね。。会社でこんなことにあって、除霊など受けるなど夢にも思っていませんでしたが、今ではいい経験ができたと思っています。どうも有難うございました。