企業研修の感想文・体験談
20代 企業研修 男性
今回、会社の企業研修で天光寺での修行体験をさせてもらって、最初にイメージしていたものと実際に体験してみて思ったことの違いが大きい物が意外にも多くて驚いたので、その事を感想文に書かせていただきます。
まず一つ目は、お寺そのものに対するイメージです。お寺では電子機器の使用が禁じられていたので、事前のイメージでは本当に電気と呼べるものはほとんどなくて、風呂と電球はいくつかある程度なのかと考えていましたが、蛍光灯や洗濯機、シャワーやテレビなど一通り現代的な設備が多くあって安心しました。また精進料理は煮物の味がうすいようなものに、ご飯といった簡素な物を考えていましたが、味付けも豊富で特にマヨネーズで味付けされたサラダうや二日目のお昼に食べたカレーが美味しくて本当に「肉や魚の入っていないだけの普通の料理」で食べやすく作られていたのも印象的でした。
二つ目に修行の内容についてですが、これは会社で事前に先輩に聞いた話によるイメージでは滝行がつらいと言われていたため、滝行はかなり身構えていましたが、実際に滝に当てられた時間そのものはそれほど長くなくて、そこを踏ん張れば良かったので気合を入れて挑むことが出来ました。それ以上に個人的に辛かったのは二日目の午前中にやった三禮で、「おん さらばたたぎゃた はんなまんな のうきゃろみ」と唱えながらやる一連の動作を三回でワンセット、それを煩悩の数である百八回セットで行うといった内容で普段トレーニングやスポーツなどをほとんどやっていない私にとってはかなり辛く過酷な内容で途中から意識がもうろうとしてしまい、過呼吸になるかとすら思った程なので、個人的にはかなり辛かったです。
三つ目に、最後に見たビデオの内容についてですが、最初はお寺や宗教についての内容が大半をしめるものなのかと考えていましたが、報連相やあいさつについて等、とても研修といったニュアンスのものが多く存在したのでとてもためになったと思いました。