企業研修の感想文・体験談
20代 企業研修 女性
天光寺へ企業研修として行くことになり、とてもつらいと聞いていたので心構えをしていましたが、想像の何倍もつらく大変でした。五月一日の午前十一時に到着し、挨拶の所作を練習しました。正座を全く行ってこなかったので、とてもつらいスタートとなりました。そして昼食を頂き、着替えたのち、お百度参りを行いました。弘法大師像の前で約二十メートル程のお百度石を御宝号と呼ばれる、南大師遍照金剛を大声で唱えながら走りました。その後、滝行へ子天狗の滝に移動しました。滝行は少し楽しみにしていた行程でありましたが、私の順番が回ってきて足を水ぎわにつけた瞬間に飛びそうなくらいおどろきました。次に山と滝に挨拶をした後、体に水を胴・肩・顔・頭という順にかけて、いざ滝に入ったとき呼吸が思うようにできずに混乱しました。御宝号を唱えながら滝に打たれ、途中止めてもかまいませんと言われましたが、やると自分の意思伝えて、最後までやりきることができました。ここで自分を変えるという不安だらけの経験を本当の意味で知れたと感じました。また二日目の清掃の時間でぞうきんがけを久しぶりにやりました。その後の朝食は特別おいしく感じられました。そして三礼という神様に送る挨拶を行いましたが、これが一番大変でつらかったです。なぜならば、百八回を三セット行い、御宝号と同じ様に唱えながら行ったために体とのどが痛くなりましたが、すっきりとした解放感が感じられました。
瞑想のときは精神を穏やかに心を落ち着かせる事を目的としてましたが、体制を正しくするのが大変で意外と難しく感じました。瞑想も始めて行いましたが、気分が水面のように静かで穏やかになった気がしました。この企業研修を通して、自分自身を変えることは自分を愛して理解する事を怠らずに、頑張ることだと学びました。そして今回、自分自身をいつもとは異なる環境や行動で考える目標を持っていたので、とても有意義な時間だったと思います。これからはもっと自分のことを改めて考え直し、習慣を見直して頑張っていこうと思います。