小学生・中学生 不登校修行体験の感想文
10代 体験修行 男子
僕は天光寺に来て、たくさんのことを行い、学びました。天光寺では朝6時に起きて夜は8~10時の間に寝ました。寝る時間は家だと大体一緒だけど起きる時間が早かったです。いつもより早く起きるとその日が気持ちよく感じました。なので、家でもなるべく早起きしていきたいです。そして、6時くらいに起きると布団の片付けをして掃除をしました。僕は1階の床とトイレを掃除しました。掃除をすると部屋がきれいになり少し、気持ちもすっきりしました。毎日の掃除もすごく大切だと思いました。
滝行は、お寺に来た人達と一緒にやりました。きつかったけど他の人も声を出してくれて少し楽になり、助け合いもすごく大切だと思いました。終わった後はすごくすっきりしました。お百度参りは全部で3回やり、1,2回目は5人くらいでやり、最終日は1人でやりました。個人でやる行ですが、やはり1人でやるのはとても違うと感じました。食前の言葉は言わないと思いますが「いただきます」を言うときには食前の言葉の意味も込めて言おうと思いました。ごはんの準備や洗濯はいつもお母さんがしてくれているので、あまりしていませんでした。家族は7人なので毎日朝、昼、夜のご飯の準備や7人分の服や布団、タオルなどを洗濯しているのでとても大変だろうなと改めて思いました。
天光寺ではたくさんの人に出会いました。来た人の話をお寺にいたたくさんの人に聞きました。聞いた話では、小学4年生くらいで仲がとてもよかった友達が急に話を聞いてくれなくなり、中学生位までずっと家にいて、リボン結びやクイックルワイパーを使った掃除、食器洗いなどもできなかった人がいることなどを聞きました。その他にも、様々な人の話を聞き、いろんな人がいるなと心から思いました。
毎日やった瞑想では、これからの新しい自分を吸って、今まで自分の中にあった良くないことや悪い考え方などを吐くという意味があると言っていました。それを意識して瞑想をすると終わった後にとてもすっきりしました。瞑想はどこでもできるので家で空いた時間や寝る前などにやってみても良いなと思いました。
天光寺では、心の持ち方を学びました。何事にも悪いほうばかりにとらえないということです。例えば治る病気も、この病気はずっと治らないと思っていると治らなかったり、何かの試合などでも勝てないだろうと最初から思っていると本当に負けてしまうことです。なので今後何かの壁にぶつかってもプラス思考で考えていきたいです。天光寺では挨拶や返事、姿勢の大切さも学びました。毎日気持ちの良い挨拶をするだけで気持ちよくなれると思いました。返事はする場面がたくさんあるのでそれをきちんとするだけでしっかりとしている人に見えたり、した人もされた人も気持ちが良くなると思いました。姿勢だけでその人がどのような人かが分かるので姿勢もとても大切だと思いました。天光寺で学んだことを生かし、今後は挨拶や返事、姿勢や声の大きさ、心の持ち方に気を付けて、起こることに向かっていきたいです。