体験修行の感想文・体験談
体験修行 感想文|20代 男性
この度の五泊六日の体験修行を終えて、最初は緊張と不安で胸が一杯でした。正座すれば直ぐに痺れて立てなくなってしまい、五泊六日も続けられるのかなと心配でした。
一日目は、挨拶の作法をして、その後にお百度参りをしてから滝行にいきました。お百度参りでは、いきなり足にマメが出来てしまい、歩く度にビッコをひいていました。初っぱなからなので、少しお先真っ暗な気持ちになったんですが、痛みには強い方なので無我夢中で行に励みました。一日目の行が終わって緊張の糸が切れ、疲労感がどっと来てその日は21時前には、布団で寝込んでしまったのを覚えています。
二日目は、本格的に読経を行いました。最初はどこを読んでいるのかもチンプンカンプンで、目で追うのがやっとでした。その後には声出しを行いました。大きい声を腹から出すのは、気持ち良かったです。午後は、お百度参りと川行でした。先日の足のマメが気になったのですが、走っていて不思議と痛みは感じなかったのを覚えています。
川行は正直暑がりな自分にとっては、楽しみで仕方なかったのですが、実際にやってみると甘くはないと思いました。これがまだ夏だと思うと、ゾッとしました。
その後の三日目、四日目、五日目も沢山の行をして、沢山の思い出がありました。辛いことは沢山ありましたが、心は充実しておりました。なぜかと言うと、それはもちろん住職先生はじめスタッフの方々が、とても温かい方々ばかりだったこと他ありません。皆様のお話を聞くのが楽しみになっていました。
長い様であっというまの五泊六日でしたが、この経験を無駄にせず、今後も精進していきたいと思います。
最後に、いつもそばにいてご指導頂いた、先生には本当にお世話になりました。皆様、本当にありがとうございました。