小学生・中学生 不登校修行体験の感想文
体験修行 感想文|30代 男性
僕は1ヵ月前までは、仕事もせずに家の隣にある親父が作った小屋で、寝泊りしながらゲームばかりしていました。学校を卒業しましたが、就職で失敗して家でゴロゴロしていたら、自分でも驚きましたが30歳になっていました。風呂も時々しか入らなかったせいか、母親からは臭い臭いと言われていました。昼間は寝ていて、夕方から起きて深夜までゲームをしていました。
友達も尋ねてこないので、外出もせず薄暗い小屋の中で音楽を聞き名から、一日が過ぎていました。天光寺に来るきっかけは、親父が市役所の民生委員に相談したところ、その人の友人が天光寺を知っていて、僕が天光寺に来ることになりました。
初めは、一週間という話でしたが、実際は4ヵ月間天光寺で修行を継続しました。修行では、挨拶に始まり挨拶に終わる生活や、お経を覚えるための朗読を100回200回と・・・毎日声を出して頑張りました。お経以外には、お経を書きとめる写経を書いたり仏様を書く写仏を書いたり、お寺の外ではお百度参りをした後に滝行で、精神統一を行いました。滝行は、10回以上入りました。食事は全て精進料理でしたが、美味しく食べました。只、好き嫌いとか食べ残しは許されず、感謝して食べることを住職から指導されました。
布団も自分で出して自分で片付けたり、朝は6時に起きて夜は10時に寝る規則正しい生活をすると、今までの生活と違うので初めは驚きましたが、今ではお寺さんの生活に慣れて当たり前になりました。来月には仕事探しをしたり、ゲームをしないようにゲームを処分することを、両親に誓いました。お母さんは、涙を流して喜んでくれました。