企業研修の感想文・体験談
企業研修 30代 女性
私は、天光寺で多くの学びをえた。
1つ目に、挨拶の作法、ただ大きな声で言うのではなく、おじぎをするのにもゆっくり丁寧にというように教えてもらいました。
また、来店された時、「いらっしゃいませ。ようこそお越しくださいました。」退店する時、「ありがとうございました。お気をつけてお帰りくださいませ。」とういように一言付け加えるだけで、また来ようと思わせる事ができます。
基本的な事ですが、人と人とが最初に行う動作なので、1人でもお客様に喜んでもらえる接客をします。
また、お寺でしか学べない作法なども取り入れていきます。
2つ目は、滝行と三禮です。
お寺にくる前はただ辛いものだと聞かされていました。
ですが、辛いものではなく自分にとって意味のあるものだと理解しました。
というのも、悪いものを水に流すことによって、新しいものを取り入れられそうな気がしました。
たしかに水は冷たいですし、行くまでの山登りは体力的に辛かったのかもしれません。
ただ、自然にふれて汚い心がきれいに流されることができました。
三禮では、神の足をもらうという意味があり、324回、分かりやすく言うとスクワットを行いました。
ただやらされているだけではなく、フォームや気持ちを込めて行いました。
そして、辛さに負けないように自分に言い聞かせてすべて終わらせることができました。
やり切った後の達成感は今でも忘れません。最後の最後まで、楽しんで行えたので筋肉痛も辛くありません。
これもすべて一緒に行った皆と、お寺の方の協力があったからできた事だと思います。
日常的に体験できない事が行えてとても楽しかったです。
3つ目は、メンバーとの協力についてです。
会社から課題が出されました。それは、「成功の誓いの詞」を29秒で言い切ることです。2つのチームに分けて覚えて発表することが課題になり、私のチームは3人で行いました。
最初は個人で覚えて言えるようになって自分のパートはどれくらい時間がかかるのかタイムを計りました。
本来であれば、8秒で終えなくてはいけないものを、14秒もかけてしまい、問題としては覚えが甘く、かんでしまう事でした。
ただ1人で練習する事では、チームとしての意味がなくなってしまいます。
とりあえず、通しでやってみようという事で、ひととおり発表したが、おぼえられていなくボロボロでした。
そんな時、メンバーのひとりからのアドバイスで、チームでやる意味を理解しようという所から、最初の人から後の方にパスする時、言い切ってから始めるのではなく、終わりの言葉にかぶせて言うとタイムが縮められると教えていただいた。
何度も挑戦してやっと成功した時のタイムが26秒でした。
他のパートでもお互いアドバイスしあい、3人で1人のように発表できたのが成功した理由です。
この3日間、あいさつやさまざまな体験、チームでの協力について、学ぶ事ができました。それは、お店にもどっても生かせることだと思います。
DTPと営業2つの役割があり、協力があってこその売上なので、お寺で学んだ事、あいさつをていねいに、またお客様が期待と思えるように、さまざまな経験による精神的に強くなった事で、さまざまな困難をも乗り越えられます。
そして最後、チームとしての意味。なぜDTPと営業で売上をあげる事ができるのか考えて店舗の売上を達成します。日々、意味のないことは変えたいという気持ちがあれば、人は変える事ができます。
そうする事によって店舗の皆が幸せになってくれる事が私にとっての喜びです。