こんなことは誰に話しても信じてもらえませんが、ある女性と出会って以来おかしなことが起こり始めました。意識がぼーっとして考えることができなくなったり、感情がコントロールできなくなったり、記憶が一時遠のいてしまいます。その女性から連絡がある時にはそうなります。肩や首、胸の痛みも起こり始めました。最近は腰が痛くなり立っているのも辛いです。お酒の量も増えやめられなくなっています。

お祓いをしてもらおうと神社に行ったら、余計に体調が悪くなった感じです。その時友達と写真を撮ったら自分の顔が狐の様になっていたので怖くなりました。神社は狐がいると言うので狐に憑りつかれたかと心配になりました。

出会った女の人の生霊なのか、狐の霊なのか、本当にお祓いをしてもらいたく天光寺を訪ねました。

最初にカウンセリングをして頂き、今までの事を全部話す事が出来ました。

お祓いの部屋に入り最初は何ともなかったのですが、お経のような声のCDを聞き始めたら身体が震え始め止まらなくなりました。だんだん激しくなり、自分でもコントロールができず、肩も首も胸も痛くなり、中から燃え上がるように熱くなってきました。次に本格的な読経が始まり、太鼓や銅鑼の音が鳴ると体が耐えがたくなってきました。苦しくて苦しくてどうなるのかもわからず、気が付くと横たわっていたようです。

お寺の方が何人かそばにいて、支えてくれたようです。意識が遠のいてよく覚えていません。その日は家に帰る事が出来ず、急遽泊めて頂く事になりました。

食事の用意をして下さったのですが、眠り続けた様でそのままでした。よく朝目覚めると、すっきりして身が軽くなった気がしました。肩や首や胸の痛みも消えています。お粥もおいしく頂きました。自分ではよく分からなかったのですが、やはり狐は憑いていたようです。おそらく以前からその傾向はみられたのですが、ある女性との出会いから完全にコントロールされてしまったらしいです。

住職によれば、狐はしつこいのでそう簡単には離れない。これからの修行、心の持ち方を鍛えていく必要があると、厳しく言われました。他力本願でお願いするだけではダメで、助けてもらった事に感謝し、その気持ちを他者に向けていくことが大切なのだと思いました。

少しずつですが、この先も学んでいきたいと思います。ありがとうございました。