お祓い・除霊の感想文
お祓い 除霊 20代 女性
緩和ケア施設で勤めています。
今回は檜原村の天光寺からわざわざ住職さんに出張してもらい、うちの施設のお祓いをしてもらったのですが、
私は特に色々な怖いことに遭っていたので、事務課長さんの勧めで個人的にお祓いをしてもらいました。
私の他にも何人か個人的なお祓いをしてもらった職員がいたかと思いますが、代表してお礼をお伝えいたします。
緩和ケア施設に私が勤めたきっかけ。
私の父が、肺がんでした。最後、父は、本当に痛くて苦しくて、
本人の強い希望で、がんの治療がもうできなくなったときに緩和施設へと移動しました。
移動して三週間ほどであっという間に亡くなってしまいました。
私は、そういった末期がん患者やその家族に寄り添いたいという思いから、緩和ケアでの勤務を志望し、この施設で勤め始めました。
しかし、勤めてみると現実は色々と違うんです・・。
患者本人は延命治療を希望しているのに、家族の希望で緩和ケアに入ってくる患者の多いことです。
家族に迷惑を掛けたくないから仕方なく、治療を辞めるという患者さん多いのです。
家族も、もう看病に疲れているからそろそろ・・・という雰囲気です。
移動してきて一ヶ月もたたないうちにお亡くなりになられる方がほとんどです。
こういった場所ですから、浮かばれない霊がいたとしても当たり前かもしれません。
でも、誰も居ない部屋からのコール。
ラウンジで座っている患者さんが声を掛けてきて、その患者さんがもう亡くなった方であること。
雨の薄暗い夕方、すごく怖い顔でこちらを見ているもうこの世にいない男性患者。
・・・成仏できないんだな、と思いました。
先日、施設をあげての秋祭りがありましたが、そのときの出来事が今回お祓いしてもらうまでに話が大きくなった動機になったのだと思います。
あのときはみんながうちの施設が何かおかしい、と感じたと思います。
病院で「慰霊祭」というのを毎年開催している病院もあると聞きますが、
こういった緩和ケア施設にこそ、「慰霊祭」は必要であると私は感じます。
今回、天光寺さんに出張していただいたようなお式を、「慰霊祭」のような形で毎年の行事として行っていけたら良いのに、と個人的には思います。
あの日以来、施設内に強い念を持った霊魂がいなくなりました。