天光寺ブログ
第10回伊勢神宮まがたま祭参列・伊勢神宮参拝を終えて。
去る、11月8日、9日、天光寺住職 髙尾聖賢を始め天光寺信者縁者一行22名は、伊勢神宮勾玉会 武本俊会長の御招きにより、「第10回伊勢神宮まがたま祭」の参列、伊勢神宮内宮、外宮の参拝をさせて頂くという誠に有難いご機縁を頂戴いたしました。
早朝、各家々を出立した私達を、凛とした趣で迎えて下さいました豊受大神宮(外宮)に参拝をさせて頂いたあと、神楽殿で執り行われました史上初となる外宮での献茶式にも参列させていただきました。
第10回伊勢神宮まがたま祭に先だって行われました前夜祭には、神宮司庁総務部長 慶光院利致様始め、森下隆生 伊勢市長様、三重県議会議員(中村進一氏、辻三千宣氏、中川正美氏)、伊勢市観光協会会長、伊勢音頭保存会会長など地元各界の著名な方々、仏教界からは、第1回まがたま祭奉納者でもある有馬賴底 猊下(京都仏教会理事長 金閣寺・銀閣寺住職)、西郊良光 師(天台宗前宗務総長 横浜圓満寺住職)、また韓国仏教界からも、田 雲徳 猊下(大韓仏教天台宗前総務院長)の方々がご列席され、さらには翌日のまがたま祭御奉納者の内藤敏子様(日本チター協会会長)、外宮にて史上初めてとなる献茶を奉納された 財団法人 煎茶道小笠原流瑞峰庵 小笠原秀道家元、小笠原秀玲副家元が一堂に会するという華やかな宴席となりました。
御宴席の膳もまた贅を極めた自然の恵みの食の数々が並び、伊勢伝統芸能を耳にまた目にと、至悦の時を過ごさせていただきました。
翌、第10回伊勢神宮まがたま祭当日、勾玉池奉納舞台にてのチター演奏の御奉納、奏者でありました内藤敏子日本チター協会会長は皇室妃殿下のチターの師でもあられ、奏でられる調べには正に自然そのものを感じさせていただきました。
そして、生命の源となる皇大神宮(内宮)の御垣内参拝。
悠久の変わらぬ息吹きが私ども一行を荘厳な中にも優しさをもって包んでくださいました。
神仏、宗教、国境、政治、理念をも超えた伊勢神宮まがたま祭の2日間、天長地久、万邦共和を願わざるには居られない時を過ごさせていただきました。
合掌
伊勢神宮勾玉会 武本俊会長(右側)と高尾住職