天光寺ブログ
人間は皆 光り輝く存在である。
高尾聖賢住職のお話
「宇宙と生命体の関係」
広大無辺なる宇宙、その中でも青く美しい地球の誕生は人類の永遠なる「謎」として多くの諸説を生んできました。今から約130~180億年前、ビックバン(大爆発)現象によって赤く燃え盛った星が衝突し、大きな火の玉が燃え続け、やがて冷えきり、地球の原形が出来上がりました。そのときの大爆発と共に大気中に浮遊していた目に見えない微粒子が地球内に入り込んだのです。やがて雨が降り水蒸気となり、雲が現れ長い間雨がふりそそぎ、多くの水分が溜まり「海」ができました。地球に飛び散った微粒子はその海に入り「生命」が芽生えたのです。これが地球上に存在する生物の期限となる生命体の始まりです。このように地球上の生物は、宇宙空間に浮遊していた微粒子から誕生したものであるといえます。つまり、このことが「私たち人類も宇宙で誕生した生命体である」といわれる所似なのです。私たち人間は生物誕生の起源から今日まで宇宙から賜ったエネルギーを体内に取り入れ、生誕と進化を繰り返しているのです。