企業研修の感想文・体験談
企業研修 感想文|男性 電機メーカー
お寺での研修は初めてで、不安な事ばかりであったが、無事研修を終える事が出来て良かった。研修内容は事前に聞いていたので想像通りの内容だったが、正直ここまで辛いとは思っていなかった。特に、長時間の正座や、長時間の光明真言、般若心経は普段は絶対にやらないことなので、とても辛かった。
一日目は自己紹介や挨拶の作法を学んだ。普段から挨拶はするように心懸けてきたが、礼の仕方や、声の大きさはとても雑だったと感じた。今後は上司の方など目上の人と挨拶する機会が増えると思うので、ここで学んだ挨拶の作法を忘れずにどんどん活用していきたい。一日目の夕食がここでの初めての食事であり、食前の挨拶をするのも初めてであった。当たり前の様に食べていた食事であったが、食前の言葉を唱え、挨拶をする事で、食事が出来る事の幸せさを感じることができた。今後も、この気持ちを忘れずに、いただきますと、ごちそうさまでしたは必ず言う様にしていきたい。
二日目は、お百度参りと滝行を行ってきた。どちらも初めての体験であり、とても貴重な体験をさせて頂いた。特に滝行は一度やってみたかった事なので、とても満足することができた。思ったより冷たさは感じなかったが、呼吸をするのがとても辛かった。苦しい状況の中に居る事で、精神力を鍛えられたと思う。仕事をしていく上で精神力はとても大事な力だと思うので、精神力が弱くならないように努力していきたい。
三日目は、法話を聞かせて頂いた。昔から、人は何の為に生まれてくるのかと何度も考えてきたが、その時は正しい答えが出せなかった。しかし、法話を聞かせていただき、やっと納得のいく答えに出会えた。以前に見た事のある光景を見たり、以前にしたことのある動きをしていることは、よくあることで、不思議に思っていたことなので、それが前世の記憶と知った時は、とても頭がスッキリした。貴重な話を聞く事が出来て良かった。
これから私は今の会社の看板を背負って生きて行く事になる。今の会社に貢献していくには、何事にもプラス思考で考える事が大事だと感じた。社員として、そして一人の人間として立派になるために、この三日間で学んだことを頭に入れておき、活用していきたい。