企業研修の感想文・体験談
企業研修 感想文|女性 商社
二日間の企業研修がお寺での体験修行と言う事を聞き、私は自分に耐える事ができるのか不安でした。私の通っていた大学は仏教大学なので、友達に修行経験のある子もいて、話を聞いていましたし、私自身座禅の授業を受けた事があった為です。座禅の授業での私はというと、苦しくなるとすぐに姿勢を緩め、どんどん楽な体制にしてしまっていました。昔から、自分の好きな事のためなら、どんなに辛い事も耐える事ができましたが、苦手な事、少しでも嫌な事になると、すぐに手を抜く所があります。なので、今回の研修ではその自分の甘い部分を少しでも改善すること、そのために集中力を高める事を目標としていました。
研修の初めは、声を大きく出す、など、あまり苦しいと感じる事もありませんでした。しかし、一日目の午後になると、足もだんだん痛くなり、同じ事を言い続けるという慣れない事もあり、少しずつ集中力が切れ始めました。私の中で、話している方の目を必ず見ようと決めていたはずなのに、できていない自分もいました。しかし、それに気付いても、今までは辛いという理由で直そうとしませんでしたが、今回はしっかり、自分に厳しく直そうと努力をする事が、少しはできたと思っています。
ずっと座っていた中で、立ったり座ったりの動きの繰り返し、三禮は、久しぶりに泣きそうになる程辛くて、何度もやめたいと思いました。しかし、企業研修で、そんなことをしたら、この先の仕事に耐えていけないという思いもあり、形は崩れてしまい、正しくはなかったかもしれないですが、最後まで続ける事ができました。
まだまだ未熟で、これから努力を続けないと、この自分への甘さが直ることはない事はよくわかっています。しかし今回の研修で、学生だった自分からは、少し成長できたのではないかと思います。これから社会人になり、組織の中で生きていく人として、もっと素早く行動していく事は課題だと思いました。時間に余裕を持つことも、場をわきまえて行動する事も、今回反省すべき点だと思うので、明日から意識して行動し、自分へ厳しく、社会人として自覚を持っていきたいと思います。