天光寺ブログ
阿字観瞑想
阿字観を実践する前に阿字観の基礎である月輪観を実践してマスターしなければなりません。
実践概要
- 阿字観も月輪観も同様に本尊を座った時の目の位置等を考えて本尊を壁に掛ける事。
- 香炉に線香を一本立てて三禮する。(床に両膝・両肘・頭をつけ手のひらを仰向けにして礼拝する、これを三度繰り返す。)
- 修行者はその本尊から約一歩離れて結跏趺坐にて座る。
- 阿字観が支障無く行われることを祈り合掌し、南無大師遍照金剛と三度唱える。
- 合掌しながら五大願を唱える。
「衆生は無辺なれども誓って度せんことを願う。」
「福智は無辺なれども誓って集めんことを願う。」
「法門は無辺なれども誓って学ばんことを願う。」
「如来は無辺なれども誓って事えんことを願う。」
「菩薩は無上なれども誓って証せんことを願う。」 - 外五鈷の印を結び大日如来の真言を七度唱える。
- 月輪観・阿字観の順番で観法に入る
- 出定(静かに目を開き体には手をふれずに頭からつま先までさするようにする。)
- 回向文を唱える。
- 三禮(五体投地)をして終わる。
総本山天光寺
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