企業研修の感想文・体験談
企業研修 感想文 20代 女性
「天光寺合宿での感想」
私は天光寺での様々な修行を通して、様々な「自分」と向き合うことができました。例えば、毎朝30分近くある「瞑想」、「声だし」の時間にはあぐらをかきながら、自身の呼吸に集中し過去を思い返すことで自分の中にある「今までの後悔」や「過去の嫌な経験」等からできた「ネガティブな自分」と向き合い、吐き出すことができました。普段は忙しいからと見て見ぬふりをしてきた負の感情を吐き出すことで「今日も一日頑張るぞ。」と明るい気持ちで一日を過ごせるようになりました。それは読経をする時に誰よりも大きな声を出す、お百度参りで誰よりも素早く動く、滝行の順番決めで一番目を勧められてた時に「やります!」と言えたことなど行動にも現れました。
また「自分の良い部分」も見つけることができました。それは「負けず嫌い」な所です。今まで生きてきて自覚するタイミングはありましたが、(自分、やればできるじゃん。)と自画自賛してしまったのが、「三禮百回チャレンジ」の時です。正座して立ち上がり、また座りとお経を唱えながら同じ動作を繰り返す、これがとても辛く一番きついと感じた修行でした。しかし、「苦しい」、「早く終わってほしい」と考えながらも、体がふらふらになっても動くのをやめませんでした。なぜなら、他の先輩方がまだ止まっていない、自分も辛いはずなのに「みんな頑張れ。」と応援してくださっている、何より途中で諦めたくないという自分自身の負けず嫌いさがそうさせてくれました。
この合宿で初めて体験したことが沢山ありました。中には辛いこともありましたが、今全てが終わってみて感じることは「とても楽しかった。」、「自分頑張れた。」という嬉しさと達成感です。先生のお話はとても興味深いものでした。お料理も美味しかった。やることなすこと全てが新鮮でとても学びのある3日間でした。
最後になりますが、天光寺の皆さまには沢山お世話になりました。辛い修行中に安心して自分と向き合うことができたのは、皆様のサポートがあってこそです。私たちが宿泊するための準備やお食事、教材の準備など様々な面で助けていただきました。皆さま本当にありがとうございました。短い間でしたが、皆さまと共に時間を過ごせてとても楽しかったです。この合宿で学んだ「自分と如実に向き合うこと」を大切に、仕事でも積極的に頑張ります。