小学生・中学生 不登校修行体験の感想文
不登校・引きこもり 感想文|10代 女性
親子でお世話になりました。
中学3年に入ったころから、だんだん帰りが遅くなり、おかしいなと思い始めていました。日中も学校に行っているはずなのに、先生から来てないと連絡がきたり・・・
でも最初の方は、こちらが注意したら生意気ながらもちゃんと聞いていたので大丈夫だと思っていたのですが・・・。
しかし、だんだん娘の暴走は止まらなくなり、こちらから何度も連絡しても電源を切るし、無断外泊に、いつの間にか髪の毛は金髪・・・
ママ友に、うちの娘が若い男の子の車に乗っていたのを見たと言われ、これはまずいと思いそのことを問いただし激しく怒ってしまいました。
娘が言うには、学校の友達は受験でみんな塾ばかりだからだれも遊んでくれなくなったそうで、声をかけてきた男の人と遊んでいたと・・・
もうびっくりというか、まさかうちの子がとショックな気持ちでいっぱいでした。
結局学校は完全に行かなくなり、お金も持っていないはずなのにフラフラする毎日でした。
親としては、声をかけてくる男の子についていってしまうことが何よりも心配で、何度も辞めるように言いましたが全く危機感がないようで・・・
不登校になった原因を、いじめかと疑いましたが、そんなことはなく、ただ娘は勉強が苦手でみんなの受験モードについていけず、学校がつまらなくなったようで、受験しないからもう学校行かないと・・・そんな理由でした。娘はさんざん悩んでいたのだろうに、私はそんなこと何も知らなくて情けなくなりました。
本当はもっと前から、娘がSOSのサインを出していたかもしれないのに、気付いてあげられなかった私にも責任があります。
きっと娘は寂しかったのかもしれません。もっと親としてかまってあげたらよかった。だから、優しく声をかけられた男の人について行ったりしてしまったのかもしれないと思いたいです。
勉強出来ないなりにも、仲の良いお友達と塾に通ったりする環境をつくってあげたらよかった・・・など、後悔ばかりです。
今回の修行が、親子二人一緒の久しぶりのお出かけになりました。
私の白装束姿を見て娘が笑いましたが、改めて娘が笑った顔久しぶりだなーと思いました。
一緒に修行体験をして良かったと思います。いつか厳しかった滝行が二人の笑い話になったらいいなと思います。
これからは女同士色んなところに出かけたり、何でも話せるような友達親子に近づけるように、少しの娘の異変にも気付けるように母として努力していきたいと思います。
ありがとうございました。