体験修行の感想文・体験談
体験修行 感想文|30代 女性
自分以外の方は幸せに見えて、自分は不幸のシンデレラと想ったりする、情緒不安定から天光寺の体験修行を教えられ、数日間ですが参加いたしました。
数日間の体験修行には疑問もありましたが、これも縁と思い参加しました。参加するに、何人かの参加者が居ましたが、全て初めてお会いする方々ばかりで、初めは面識もなく会話もなく不安ばかりの参加でした。
住職からは、人には多くの因縁があることや、生まれ持った因果が有ることなどを聞かされ、驚いてばかりいました。体験修行では、普段は出来ない声の出し方や初めて朗読するお経に、右往左往しながら挑みました。自分の口がこんなにも動かないのか、お経は外国語だから仕方がないのかと思いつつ、何とか声に出すお経の経文に汗を流しました。
別の日々には、写経や瞑想や写仏といわれる精神修行の基本を行い、外からは分からない自分の集中度の無さに赤面しました。朝も早く就寝も早かった体験修行ですが、素直な気持ちで起き無理せずに寝入ることが出来ました。
滝行では、お百度参りを初めに行い気持ちを集中してから、入水を気合と集中力で諸共受けました。身体に感じ入る冷水に、ただただ朦朧となりましたが、行が済んだ後には爽快になりました。滝行はたんに冷水に入るだけではない、行としての積極的で精神統一を突き詰めた行であり、簡単なものではない教えがあることを学んだ。