臼杵山 真言宗 天光寺

東京都西多摩郡檜原村にある天光寺では「企業研修」「社員研修」を行っております。「除霊」「お祓い」や「水子供養」「先祖供養」「護摩焚き(供養)」のご相談はもちろん、「ヒーリング」「体験修行」「滝行」「写経」「瞑想」といった半日体験修行ができます。

感想文・体験談

企業研修の感想文・体験談

  • 数年前に御寺で企業研修をさせていただきました。コロナ疲れもあり、そろそろ社員教育をしなくてはと思って電話を致しました。情勢を踏まえ、宿泊を伴わない研修をお願いされました。新型コロナウイルスで、会社も社員も打撃を受けたことは確かです。社員一人一人のモチベーションをあげて、底上げしたいという思いでいました。日数や時間に制限はありましたが、やはり御寺で研修をさせていただき、正解でした。「優秀な人材を企業の宝に変える」、ごもっともなご意見。社員を大切にしていきます。そして、一致団結して厳しい時代に立ち向かっていきます。ありがとうございました。

    私は今まですべてにおいて八割やれば満足する性格でした。周りと比較して「何となくそれっぽい」行動をして、平均よりは上かなと思うところで、自分が苦しいと思う前にやめるというような人間だったと思います。しかし、今回この天光寺の新人研修に参加したことで、このような性格からガラリと変わった気がします。そのきっかけとなったのが滝行と三禮でした。

    まず滝行について、最初に滝行をすると聞いたとき、嫌だなという気持ちと不安な気持ちが九割、好奇心が一割というような感情でした。実際に滝に着き、自分よりも前の人が本当に苦しそうに滝行しているのを見ると不安な気持ちは更に大きくなりました。自分に最後までできるのだろうか、という気持ちに押しつぶされそうでした。いざ、自分の番になって足を水に入れると、想像以上の冷たさに、いよいよ無理だと思いました。

    どんどん深い部分に入っていき、寒さが限界まで達したところでふと負けたくないという感情が沸いてきました。

    自分の中でこのような気持ちを持ったことはなかったので驚きましたが、この感情のおかげで最後まで続けられました。新しい自分の発見でした。

    次に三禮について、結果から言うと、私は最後までやりきることはできませんでした。それまですべての修行をやってきたため三禮だけすべてをやりきれなかったことに、少しの悔しさはありましたが、不思議と達成感がありました。その理由を考えてみると、自分の体力が尽きる限り精一杯やったと正々堂々と言えるからだと思います。

    三禮の最中は本当に辛くて何度も心が折れそうになりましたが、精神的に負けてやめるのだけは絶対にやめようと心に決め、体力が限界をむかえるまで続けました。

    今まで自分が苦しさを感じる手前の八割くらいであきらめ、満足してきた私にとって、精一杯やることがどれだけ素晴らしく、自分にとってプラスになるのかを、気付くきっかけになりました。

    この二つから学んだことをまとめると、滝行からは自分の中の負けず嫌いな感情と、限界を越えることで見えてくる景色、

    そして三禮からは精一杯やることの大切さを学びました。

    これらのことは人として生活していく上ではもちろん大事なことですが、社会人としてこれから歩んでいく上でも大変役立つ学びであったと思います。

    これから何があってもそこから逃げずに、負けたくないという気持ちで精一杯取り組み、その先にある景色を楽しみにしながら仕事をまっとうできそうだと今は感じています。

    また、今回の二泊三日の研修をやりきったということは、自分にとってものすごく自信になりました。

    今まで何事にも全力で取り組まず、何かあると環境を言い訳にし、そんな自分に引け目を感じて全く自信を持つことができませんでした。しかし全力で取り組むことができたこの研修が一つの自信になり、自分のことを、少し好きになれた気がします。

    これからも自分の一つ一つの行動を意識し、さらに自信が持てるよう精一杯頑張っていきます。三日間ありがとうございました

    天光寺にて研修をさせて頂いて、お寺のイメージが変わりました。

    今迄は自分の「欲」をおさえるようなイメージでした。しかし、お話を聞いたり、滝行をしたり、お百度参りをするのは、頑張って自分をみがいて夢に近づいていくという物でした。

    舞台と役者を生かすお話では、今迄の自分は出逢いを生かしきれていないと感じました。

    色々な人と出逢っているのに、人脈に生かせず疎遠になってしまっている事が多いなと反省しました。

    お百度参りをさせて頂いて裸足で走るのはこんなにつらい事なのだと感じました。

    普段履いている靴に感謝していこうと思いました。

    滝行をさせて頂き、はじめは冷たいけど大丈夫と感じていました。

    自分に足りないものは 不満に思っている事 など考えながらさせて頂きました。

    滝行を終えて体調が悪くなってしまい動けなくなってしまい、皆さんに迷惑をかけてしまいました。

    みんな、三禮をやっているのに自分は動けなくて情けなかったです。

    人生の中で不思議な体験をしました。

    とても寒く、ふるえも止まらず、手足の力が入らず、かつ笑いが止まならない。自分でもコントロール出来ないのは初めてでした。本当にこんなことがあるのかとしみじみ思いました。助けてくださいました皆さん本当にありがとうございました。

    これから天光寺での研修を生かして仕事も、私生活もしっかりもっと頑張ってやってゆこうと思います。ありがとうございました。

    一泊二泊の研修ありがとうございました。
    普段の生活では体験することが出来ない貴重な体験をする事ができ感謝します。
    天光寺の企業研修を受けるきっかけは、部門内の若手層で部署横断でグループを作り、一つのテーマに対して、一年間活動することになり、我々は「グローバルに通用する人材を目指す」をテーマに選びました。ビジネスのスピードが上がり、せわしない世の中になり、人の余裕(心や時間)がなくなり、ギスギスした世の中になっているように感じました。
    この様な世の中で次の日産自動車をリードするには、まず精神力を高めて、折れない心を持つ事が大前提であり、すべての基礎だと考え、天光寺の研修を選びました。
    来る前は、宗教的なことなので前向きではなかったのですが、仏教の教えは、ビジネスにも子育てにも応用が出来ることがわかりました。今後はここで教えて頂いた事を周りのみんなに広めていきたいです。
    特に積極的な行動や態度が、チャンスを広げる、です。
    今までの自分を振り返ると、後悔することが両手以上ある事に気が付きました。今日からは、常に前向きで積極的に過ごしていきたいです。そして、弱い自分に負けそうになった時は、皆で一緒に頑張った研修を思い出して、もう一歩先に進むように、仕事でも、子育てにも頑張りたいです。
    最後に、毎回のお食事、とても美味しかったです。二日間お世話になり、本当にありがとうございました。

    今回久しぶりに研修というもの受けられる機会を得た。

    この歳になると教える側にまわることが多くなり、このような機会は少ない。急にセッティングされた研修だったが、ある面、喜んでいる自分もいました。しかし実際に研修に来てみると、これも予想していたことではあるが大変なものでした。

    ここ天光寺は真言宗ではあるが単立です。

    お寺ですが、葬式や、お墓はありません。建立の目的は、うつ病の人の心の病を救ってあげる事から始まったそうです。

    その延長線として企業研修による精神的研修を行うよになったようです。

    ここで私は社会人生活30年を振り返ると、最初はとても甘いものでした。入社した昭和63年三光精機でNC班に配属されました。

    今、考えると、金型加工を体験できていたことも自分の財産です。

    この頃は、指示された加工作業を実施するだけで、途中の鉄くず清掃ぐらいしか頭は使いませんでした。有給休暇で連休を取り、旅行に行ったり、休憩するためにタバコを吸いだしたりといった新人です私の一人目のターニングポイントは、入社2年目の冬だったでしょうか、たまたま作業中に足を滑らせ、骨折してしまいました。

    労災による思わぬ連休。こんなに休んで給料はあるんだろうかとも思いましたが、頂いた給料額に初めて会社へ感謝したことを覚えています。

    この後、私は現場上がりで初めて金型設計に転属となります。

    ここでは3年以上いましたが。私の技術の基盤であり、翌年以降設計に配属した方々へ私の失敗談を話して気を付けるよう指導したことが教育の始まりとなったのです。

    その後、事務勤めとなり技術(生産準備)となり、設計もしていたエアコン関連を中心に業務していました。ここでも3年程だったでしょうか…ある日、面識のない他県の営業課長が肩をたたいてきました。

    これが2つ目のターニングポイントで、それからすぐ営業となり、国内転勤で名古屋営業所(旧岐阜工場)と吹上営業所をまわる事になります。特に吹上では、OA関係の仕事に就き、現在上海にいる中村さんと毎日のように仕事をするようになりました。

    営業ですが、品質対応をしたり、組み立て作業標準書を作成したり、これがまた私のプラスになっています。このころが最も会社をやめたくなっていた頃です。毎晩帰りも遅く頼る人間があまりいなかった為ですが、一緒に苦しんでいた東京営業所の中村さんのためにも頑張ろうとやり切りました。まさかその中村さんが昨年私の後任で上海に行くことになるとは、このころは思ってもいませんでした。

    30歳手前で富士のテクニカルセンターに戻り技術に復帰しました。

    このころから海外SVに行くようになります、初めてのSVはシンガポールのSTSです、OA支援で続けて通算三カ月以上いたように思います。初めて海外ローカル外注とも対話し難しさを知りました。

    金型知識を認めてもらい指示を受けてくれるように変化したのを覚えています。この時に書いた海外での金型修正指示書が、帰国後社内で評価されていたと後から聞こえてきましたが、これで三つ目のターニングポイントだったのでしょう。その後はH/Gを十年取り組み、サイクルを半部に上にしたことや、成型技能士となって、受講者を教育していたことで大きな評価ポイントです。

    そして、今に至る最大のターニングポイントが2013年の上海出向です。四年間の中で過去最高益となり社長にもなりました。自分の人生ここでピークなのだろうと考えていましたが、昨日インドネシアSTI社長に転覆するとは、これまた驚きの出来事でした。上海はオフィスですがインドネシアは工場で社員300人です。どう取り組んでいけばよいかわかりませんでしたが最終的には現状を見てから考えていこうとポジティブシンキングとなりました。

    今インドネシアでは、自分のこれまでの経験が生かされています。技術畑という事があり不足改善点がすぐに百件以上、頭に浮かびました。比較的、人の話は聞き、納得した良い面だけ吸収してきたため多範囲での指導が可能となり前期減収の中で、対策を打った分だけ利益を残せたと考えています。

    話を研修に戻します。滝行から、お百度参り、写経等初体験ばかりの中、3禮がとにかく辛かった、体力的には自身もなかったわけだが、これは心が折れるかどうかの修行だと受けとり、どうにかやりとげましたが、本当に体全身がバカになったように痛いです。しかし、出来ないであろうという事をやりきった事で、自分自身の目的であった、今一度見つけ直す、精神の集中はこの研修で達成できたと言えます。

    自分を信じて今後もつき進みます。絶対に今より向上する未来が今の活動の後にやってくるはずだ。今後いっそう頑張ります。

    2018年4月本社より本研修受講の指示を受け、参加させて頂きました。

    会社に入社し23年が経ちました。入社早々、営業部門に配属され、

    何が仕事なのか日々悩みながら1日1日、自分の前に起こった事をただ

    遂行する毎日であったと思い返しました。

    23歳の時、東京へ配属となり、栄転だと喜び舞い上がっていた時期もありました。又、最近では名古屋地区の営業責任者として命ぜられ、

    お客様の新規開拓という重責を担うことも経験しました。

    この時期通烈に感じたことは、お客様への接し方や、気遣いが全くできていないということでした。

    入社してからの営業職は、既に取引させて頂いているお客様との異常処理が殆どで、こちらから望ずともクレームや細かい要求が入ってきます。

    それゆえ、お客様への心道よりも、自身がいかに楽をして、仕事を終わらせるか、1つの仕事が終わると、何も起きない白を望むような消極姿勢で日々を過ごしてきたように思います。

    何故なら自ら仕事を探す役割でなく、お客様や社内から強制的に仕事が与えられる部門であったからです。従って、挨拶1つにとっても言葉を発するのみで頭の下げ方、名刺の渡し方、会話を勉強する事はなかったと思います。

    お客様を開拓する部門に配属されてからは、状態が一変しました。

    会社及び個人を売り込み仕事を頂くための営業になりました。それ故与えられた事を遂行するのではなく自身を常に高め、お客様に会社、そして自分自身を印象付けなければならなくなったのです。身なり、言葉遣い、雑談の内容、事前の情報収集など、これまでの日常生活では意識してこなかった事が突然ツケが回ってきたように要求されるようになったのです。

    今現在の状況は新規開拓に加え言葉の通じない異国の人間を部下に持ち、同じく新しいお客様を開拓しなければなりません。

    日常業務、言葉の学習は勿論ですが、これまで学んでこなかった事、知識が必要な立場になりました。

    今回の研修では、これまで自身が取り組んでこなかった事言わば消極姿勢を見直すきっかけにしたい、こういう意識、心構えが必要である事を感じる研修であったと思います。

    挨拶の姿勢、感謝の心、改めて自身を見つめ直す良い機会であったと思います。

    又、写経、滝行、お経は一心不乱に集中し取り組む心の持ち方を教えて頂けたと感じました。

    構語の冒頭、成功を納めるには光る個性が必要とのお話がありました。

    この個性を発揮し人に印象付けるには日々の見えない努力が必要であり、普段から常に先を見て準備しておくこと、その準備を行うにあたっても、高い意識と集中力を持ち続けなければならないと思いました。

    自分自身、消極的な姿勢が前面に出てしまう事が多くあります。

    それは、他人とのトラブルを避けたい、仕事量が増える等、理由は多々ありますが、根本は「自分に対する甘え」以外何ものでもあれません。

    目的を見誤らず、常に何をならないのかを考え、達成させる意欲を持ち続け

    ていく事が、自身にとって必要な要素なのです。

    最後にちかいの言葉を読み上げました。

    常に積極的に「やれば出来る」=「ヤル意識を持ち続ける」を念頭に置き

    これからの生活に役立てていきたいと思います。

    ・先のことを考えていれば気付く事が沢山あり事前に手を打つことが出来る。

    ・第一印が勝負、相手に次も逢いたいと思わせる。

    ・チャンスは少ない、大事にせよ。

    ・消極発言は心の病、体の病を引き起こす。

    まず今回の体験をお話させて頂くに先立ちまして、天光寺様の御住職様、ならびに関係各位様、この度は私どもに研修をお授けいただきまして誠にありがとうございました。ここに深く御礼を申し上げます。この度私どもは、社命により新人および各部門の責任者がそろって1泊2日の研修を天光寺様にて授けていただきました。天光寺様での研修の経験があるのは若かりし頃の弊社代表のみで、私どもは全く初めての研修でした。

    まずお寺に着くなり着替えをご用意頂きましたのでそちらに改め、集合の上ご挨拶を行いました。

    その際には御住職様より「あなたは人生の主人公か?」という要旨のお話があり、まずもって社員一同、ここで様々に考えさせられました。私自身、よく考えてみればこの40年余の人生のなかで、一体どれほどの割合で「主人公」でいられたでしょうか。私は何のために生まれ、何をなすべき人生なのか、そんなことを研修の間ずっと考えることになる端緒がこの質問にございました。

    また挨拶についても大きな声で行儀正しくというお作法があり、建設業という職種からも大きな声を出すことには皆慣れておりましたが、喉から声を出しているものも多々いたことから早々に喉を潰す者が出てしまい、それではいけない、腹から声を出すように、との御指導も一同でお授けいただきました。

    続いてのお食事も修行もとい研修の一環ということで、普段食べ慣れない精進料理を皆で協力して配膳し、頂き、そして下膳も協力して行いました。ここには上司も部下も無く、人間と人間としての協力関係が垣間見られたと思います。マネージメントという職務を与えられた人間からみれば、この部分はビジネス的な研修の最も根底に流れるものを集約した様な効果があると感じました。

    その後は大きな声での挨拶やお礼を言う練習が行われ、各自最初に御指導いただいた「腹から声を出す」ことを念頭に精一杯の大きな声でお客様に感謝を伝える練習をしておりました。この時点でもう喉が潰れて声が出ていない若い者もおりましたが(声を出そうとしても、喉の筋肉が思うように動いてくれなかった、と後に申しておりました)、それでも気合いで声を出そうとするその根性には皆、心を打たれました。

    あっという間に日は暮れ、再び精進料理で夕食を頂きました。むろん酒などはありません。こういった意味でも、身体を休めて健康的になることができた人間が多かったと記憶しております。かくいう私も晩酌が欠かせない人間でしたが、酒を断った翌日は不思議と爽快に起きられました。

    翌日は朝からお百度参りといって20mダッシュを108往復するという研修や滝行などもありました。これは体力に自信のある私達でも身と心が引き締まる内容で、とても有意義な時間となりました。

    お昼に本研修最後のお食事を頂いた後は御住職から最後の法話をお聞かせいただきました。この内容も研修を授けていただいた私たちの心にはとても沁みるものがあり、人目をはばかる事無く涙を流す者、今後の生き方を改めると決意を新たにする者、様々おりましたが皆、思いおもいに感じる所があったようでした。

    特に、マイナスの思考を持ったり、そのような言葉を口にするとその波動に魂が支配されてしまい、他にも影響するという趣旨のお話はとても感慨深いものがあり、マイナスの思考を持つこと、そして支配されてしまうことはすなわち、自分の心の弱さにつながるのではないかと自分の中で何か答えのようなものが出た感じが致しました。

    全てのメニューが終了した後は、各自感想文を記入して研修修了となります。

    この感想文を書く段になると、前日にこのお寺にやってきた時とは全く違う光景が私の眼前に広がっており、管理職は管理職、新人は新人で固まって2つのブロックに分かれていた弊社の団体が1つになり、上司は部下に慈愛をもって、新人は上司に対して畏敬の念と先輩の胸を借りる様な人懐こさをもって、それぞれ接しておりました。この情景は天光寺様での研修なしには決して見られなかったものと思っております。

    研修を終えて天光寺様を後にした翌日からは通常の業務に各自戻っていきましたが、見違えるほどに現場でのチームワークや協力体制も向上し、管理職と現場職の人間との風通しも大変良くなり、より会社が一枚岩になったと弊社代表はじめ、みな天光寺様に感謝しております。

    最後になりましたが、この度は大変有意義なものをお授けくださり、誠にありがとうございました。

    また新人が入ってまいりましたら、ぜひご研修のほど、宜しくお願い申し上げます。

     

    管理職に昇進するにあたり、必ずこちらの天光寺さんで企業研修をするという会社の方針で今回参加させていただきました。

    正直、このような研修は入社して以来のことであり、ましてやお寺での修行など生まれてこの方初めての経験でいささか緊張しておりましたが、お寺一丸となって私どもが修行に打ち込める環境を整えていただいたこともあり、1泊二日の研修はとても実りのあるものとなりました。

    研修の内容はお経を唱えたり、滝行を行ったりと今まで経験したことのない事が多くありましたが、大きな声で丁寧なあいさつをする練習など、あえて練習する事がないような所作の練習も含まれており、自分自身の所作を見直す良い機会となりました。

    2日目の早朝よりお寺の内外を徹底的に清掃します。普段何気なく自分の身の回りの片付けなどをしていますが、このように自分の身の回り以外の場所を掃除することはほぼなく、新鮮な感じがいたしました。

    掃除は適当にやろうと思えばいくらでも手を抜くことができます。しかし、一生懸命掃除をすると見えなかった汚れを見つけることができたり、取れそうにない汚れも頑張れば除去できたりと、奥が深いものです。

    これは日々の仕事にも同じことがいえると思います。手を抜いてもそんなにも変わらないだろう仕事にも手を抜かず一生懸命取り組むという姿勢が大切だと教えられた気がします。

    最後になりましたが、このような機会を与えていただいた天光寺の皆様に心よりお礼を申し上げます。この度はありがとうございました。

     

    この度は弊社の研修をお引き受け下さり、誠にありがとうございました。次期社長候補の立場から、幹部6名とともに代表の指示により研修に参りました。今回の研修の目的としましては、管理職のメンタルヘルスとチームワークの向上、それに新人研修の検討でございます。

    研修に参加することで、これからの生き方や、物の考え方に活かしたいという興味や期待もありました。普段体を鍛えることもないので、この度の厳しい研修は良い機会であったと思います。

    研修については、まさに仏教の修行者が行うようなものでした。お百度参りから三禮、滝行、写経などすべてが本格的で、稀な体験となりました。挨拶作法もあり、これは新人研修にも打ってつけの内容でした。

    挨拶作法や写経、瞑想はそう辛いものではありませんでした。むしろ瞑想は音楽とともに行い、苦行というよりはリラックスできるひと時となりました。今まで自分と関わりのあったすべての人を思い出し、自分の至らない点や弱さだけでなく、自分の長所をも見つめ直すことができる、貴重な体験となりました。

    三禮は思っていた以上に過酷であり、ついていくのがやっとでした。途中から辛いという気持ちも忘れ、ただ遅れまいと必死でした。終わったときには膝がすりむけ、汗が吹き出していましたが、最後までやり遂げた達成感が心地よいものでした。

    また、掃除や食事の準備・後片付けなど普段自分でやらないことを、同じ研修に参加した者たちと協力し合って行いました。人との接し方や子供の教育などについても、住職からためになるお話を伺いました。今までの子供との関わりについて考えさせられることも多く、仏教の教えというよりは、住職の人生経験に基づいた、人生の先輩としての教えであり、私にとっては受け入れやすいものでした。

    2泊3日という短い期間でしたが、今後の生き方や人との関わり方を見つめ直す良い機会となりました。高尾住職とスタッフの皆様に感謝いたします。新人研修の実施が確定しましたら、その際は何卒よろしくお願い申し上げます。

    今回で三度目になりますが、改めてありがとうございました。一日の体験修行でどれだけ連帯感を持てたかはわかりませんが、御宝号1000回の修行の時、己との戦いだと何名か注意されましたが、まさに、この時に己のめい一杯の力を出しきれるかであると私も感じました。

    年齢的に体力では若さに負けてしまいますが、自分なりには目一杯修行を行い全員の手本とまでは、できませんでしたががんばれました。

    くだらないと言うと失礼ですが、あいさつなんかと思う部分もあったのですが、やってみるとなかなか美しくできてない自分がいて、くり返し修行をすることで気持ち良いあいさつもできるようになったと思います。

    最後に、壁の先にはたくさんのプレゼントがあるとおっしゃられていたのは、全員が共感したと思いますし、最後には目標の連帯感が生まれたと思っております。

    今後もまたお世話になる事があると思いますので今後共も宜しくお願い致します。本月はありがとうございました。

    天光寺研修を初めて体験しました。私が来る前に第一班、第二班とグループ会社の者が来てましたが、きついと言う話を少しばかり聞いていただけでしたので、なんだかんだ私は若いから、気合と根性がないからそんな事言っているのではないかと思ってました。
    いざ自分が体験してみると、どの修行もとても厳しく、また性格的に手を抜く事ができない私は、とにかく一つ一つできるだけの事はしようと努力する程、やはり気持的にきつくなっていきました。同じお経を繰り返し繰り返し唱える修行も、いかに心を無にして時間を気にしたり、周りの雑音も排除する様に心を持っていこうと思いますが、しばらくすると集中力が散漫になり、まだ半分も行をしていないなとか、雑念にとらわれました。そういった幾つかの修行を、短い二泊三日の間で経験できたのは貴重な体験だと思います。
    良くテレビや雑誌では拝見してましたが、見るのと自分が体験するのとでは大違いでした。この修行を終えてこれからの体験に生かしたい事はとにかく辛抱、集中力を持つ事、そして考える事、行動する事、落ち着いた心を維持すること、物事がうまく行かない時でもそれを乗り越える心の強さを持つ事、それらの気持ちを、忘れずにこれからも仕事に精進し、家族との関わり方にも心を持って接したいと思います。
    この度はありがとうございます。